- 豚姫候補の口淫奉仕
「……ドルム様、不慣れな私をお許し下さい。何も知らない舌ですが、触れることをお許し下さい」
正直、躊躇いはある。
それに反り立った逸物への嫌悪感も隠せない。
それでも……それでも。
「ご奉仕……させていただきます」
「ん……く……れ……ろぉ……」
それでも、舌は強張りに触れていた。
(……あっ……うう……酷い……味……匂い……ううっ)
苦みと獣独特の臭さが、そして強い性臭が、すぐさま口腔に広がってくる。
すぐにでも吐き出したい。だけれど、そんなことをしたらこの亜人の王に不興を買うのは分かっている。
「んぐ……くぅぅ……くぷ、くぷぷ……っ」
「どうだ。初めて味わうオークのチンポの味は。濃厚だろぉ? これがお前の主人の味だからな、きちんと覚えるんだぞ」
「ふぁ、ふぁい……ん、ちぷ、ちゅぷ……ちろ……」
(……鼻が、おかしくなってしまいそう……舌も、何だかピリピリして……っ)
ドルムは私が吐き気を堪えて奉仕していることを知っているに違いなかった。むしろそれを楽しんでいるようですらあった。
「もっとも、俺の妻になどなりたくないんだったら話は別だ。口から出すなり、噛み付くなりしてみせろ。……ぐふふ」
「……っ、いえ、滅相もありません……精一杯……舐めさせて頂きます……うっ、うう……れろ、ねりょ……ちゅ」
その証拠に、この恥辱にまみれた口奉仕に必死に耐える私をいたぶるような言葉が上から降り注いでくる。
「はぁ、はぁ……ちろ……ちゅ、ねろ……ちぷ……」
口を塞ぐことも、嗅覚を遮ることもできない。そして、機械的に舐めることすらも許されていない。
これが、奉仕というものなのだろう。男に従属する女性がすべき行為なのだろう。
私に立場を思い知らせるための、これは儀式に違いなかった。
「れぅ、れる、れる……んく、んむぅ……れりょ……」
「……ぐふ……ふふっ……」
「ん……んぅ……? くむ、るる、れるぅ……っ」
ドルムはニヤニヤと笑うばかりで、私の作法が良いとも悪いとも言わない。
……押し黙られると、不安になる。
彼の思うような口淫ができているのか。
初めてだらけの行為で、本当に彼を満足させられるのか。
……失格の烙印を押されることだけは、避けなければいけないから。
- 豚王との初夜
「俺ももう我慢できねえぞイレーナ。自慢の逸品を、その身体に味わわせてやる。……お互いにメインディッシュと洒落込もうじゃねえか」
とろけた視界の中で、ドルムの怒張が怖いくらいにいきり立っているのが見えた。
入るのかどうか不安になるくらいの、凶器のような肉槍。
その先端が、はしたなく塗れそぼってしまった私の女へと、にちりと音を立てて押し付けられる。
「くぁ……あ……あ……! う、嘘……あそこ、開いて……は、入って……ぇっ!」
「い……ぎ……!! きっ、きひぃぃぃぃぃぃいいいいいいッ!!」
みぢり、という感触。
ずにゅりという、形容しがたい水音。
そして、脳の先まで伝わる衝撃。
私の手首ほどもあろうかという肉棒が、秘芯を割る。
ごぽりと音を立てて、愛液が溢れていく。
「あ……が……かはっ、ぎ……ぐ、ぐぅぅぅ……! ふ、太い……私、壊れる、壊れてしまいます……っ」
「くすくすっ、だぁいじょうぶですよぉ? 苦しいのは最初だけ、だと思いますからぁ。ほら、ゆーっくり息してみましょ?すぅ、はぁ~~~って」
「ぃぐ……ぁ、くぅぅ……っ、っはぁ……すぅ……はぁ……っく、はぁぁぁ……っ」
無意識のうちに、私はターシャの言葉に従っていた。
男根を受け入れるために、深く呼吸をしていた。
それは、何故なのだろう。久しく交わりから遠ざかっていた秘芯を、痛覚から守る為なのだろうか?
それとも、私の肢体が快楽そのものを感じ取ろうと必死になっているから……?
「くくっ、ぐはははッ! まだだぞ、まだ奥まで入ってねぇ。そぉら!!」
「くっ、くぁぁぁああああああ!! あがっ、が、ぐ……うぅぅぅぅぅぅう~~~ッ!」
どしんという衝撃が、腹の中を抉ってくる。
彼の亀頭が、子宮まで達する勢いで私の中に入り込む。
「あぐ……ひぐぅ……っ、う、嘘ぉ……こんなっ……太い、ものが……奥まで……ぇ、奥っ……ぅ」
「その様子だと、奥を叩かれるのは初めてか? ぐふふふっ、どうやら昔の旦那は相当に貧弱だったらしいなァ」
- 雌牛のように扱われ
「あひぃいいいッ! うぁ、あはっ、ひはぁぁぁぁぁぁああああああ~~~~~~ッ!!」
一昨日までは味わったことのない快楽を引き連れて、たっぷりと溜まっていた母乳が、一気に噴出する。
じんじんと乳首が痺れ、背筋に快感が突き抜ける。
気持ちがいい。これは本当に、気持ちがいい。
「ぁ……あ……くぅ、うぅううう……っ、ミルク、ミルク……ぷしゅぅって、びちゃびちゃって……」
「ぐふふっ、まだだ。もっと出るだろ、あァ?」
「ぃぎ……っ! ひっ、ひぁあぉおおおッ! これ以上こりこりしないで、ぎゅぅぅってしないで! ひっ、ひぃいん、来る、くる、きひゃうぅぅぅっ!」
「あひっ、ひぐぅぅぅぅぅぅううう!! うぅうっ、うぅぅぅう゛っ、うぁあ゛ぁあああッ!」
弾ける。胸が、乳首が弾け飛ぶ。一度収まりかけた快楽が、再び背筋を貫いていく。
いったいどこまで、いや、どこにこんな母乳が溜まっていたのだろう。
それに私は、このようなあられもない声を上げて、絶頂を繰り返したことなど今までなかった。
しかも、一切秘所には触れられていないというのに。
いくら香油に蝕まれた身体とはいえ、胸だけで、この母乳を垂れ流す乳首だけで、私は……。
「ひーっ、ひぃぃっ、ぁひ、くひゃぅ……っ、や、だ、だめぇ……もうだめぇ……! 乳首おかひくなるっ、なっひゃうのぉ……っ」
「くすっ、イレーナ様、すっっごくいい顔してますよ~。涙たらたら、よだれとろぉ~り。本気でイっちゃったんですねぇ」
「その証拠に、ほら……おっぱいだけじゃなくて、お股の下にもシーツに染みが落ちちゃってますよぉ」
「ふぁ、あ……え……そ、それは……!」
ぞわりと、身体全体が震え上がる。
胸だけでもこの有様なのに、下半身にまで責めを加えられたら、一体どうなるのだろう。
- 背徳の愉悦に浸る豚姫
「ぁ、あ、あ……っ、いや、いやぁ……欲しいの、何か、私のおまんこを埋めてくれるもの……」
みっともなく涎を垂らしながら、何かないかと部屋の中を見渡す。
「っ……! あ、あった……」
片手の指で円を作り、ちょうど握れるか否かの太さ。
そんな丁度いい大きさのものが、机の上にあった。
(けど……これを、そんなことに使うだなんて……っ)
それは、私が毎朝祈りを捧げてきた、イストア様の水晶像だった。
神は淡い光を放ちながら、私の痴態をじっと見守っていた。
(っ……イストア様……我が祖国の、地母神……ああ、どうすればよろしいのですか……!)
日々奉ってきた神の御身を、卑しい性欲を満たす為に使えたら。
確かに、罪悪感はある。
神罰が下っても、何らおかしくはない。
けど、逆にそれが得も言われぬ刺激になる。
膣奥を地母神に慰めて貰えればと、淫猥な発想が頭を巡る。
そう、この疼きを止められるのなら、私は……。
「ぁ……あ……神よ、お許し下さい……。そして、哀れな信徒を、お救い下さい、ませ……!」
「ぃ……うぁ、あっ、あふっ、ふゎぁあああン!!」
熱く滾った蜜壺に、ひんやりとした感触が突き抜ける。
想像通りの衝撃が、膣道を抉ってくる。
その衝撃で、口に咥えていた手袋がぽとりと落ちた。
「はひ、ぁひ……き、来た、来て、しまいました……! い、イストア様、ごつごつしてます……お顔が子宮に届いて……っ」
「き、気持ち、いいです……おまんこ、擦れ、擦れて、うぁ、あっ、あはぁあああっ!」
- 便姫イレーナ
「……はぁ、はぁ……い、いらっしゃいませ……生きた便器の、イレーナと申します……」
「ど、どうぞ、ごゆるりと……っ、わ、私を、お使いになって下さいませ……っ」
私は目隠しをされ、大理石の上に寝転がっていた。そして便座として役立てるべき穴を、堂々と客人に見せつけていた。
狭い部屋のなかにゴクンという音が響いて、そしてハァハァと獣じみたオスの吐息がこもり始める。
「……いやはや、ドルム様も粋な計らいをして下さる。この便座、今日は私専用でよろしいんでしょうな」
「もちろん、です……どの穴でも結構です、おちんぽをねじ込んで、お楽しみ……下さいませ」
「長旅続きで、さぞかしお溜まりになっていることと存じます。濃くてねばついたザー汁、この私めにぶっかけてくださいませえ……っ」
自分の指で、花弁を広げる。
何もせずとも充分に濡れそぼっていた肉穴は、ぐちゅりといやらしい音を立てて、雌汁をどろりと溢れ出させる。
……期待に、胸が高鳴ってしまう。
「ほうほう……ではその前に、この便器の性能を、少し試させてもらうとしましょうかねぇ。ひひひひっ」
「ひぎ……ッ! ぁひっ、ふひぃぃぃぃン!!」
乳首に取りつけられたピアスを、男の力で引っ張られる。
ちぎれそうになる程の痛みが、何故か痺れと快楽に変換される。
「ほうほう、これは凄い。5カラットはありますなぁ。厠の装飾としては、もったいないくらいだ。それに、下にも……ふひっ、こちらの穴は塞がれておるんですなぁ」
「くぁあああぅ! はひ、ぁひ、ぁぐっくぅぅぅう!は、はひ、お尻の穴は、そうしてお楽しみに……ひぎっ、ぃぎぃぃぃッ!」
尻穴に挿し込まれている特大の張型を捏ね回されると、腰に何度も電気が走る。
「ぁは、はひ、はひ……っ、そ、そちらは、便座のスイッチで、ございます……」
「棒の根元を押して、回していただくと、おまんこの準備が整うようになっておりまして……っ、ぐぅっ、ぁふ、はふ、ふぁっあぁあああン!」
「ひっひっひっ、実に高い性能をお持ちの便器ですな。わざわざ注釈までつけてもらえるとは」
「ですが、まずはそちらの穴で吸い出してもらえますかねぇ……いひ、ひひひひっ」
「ぐふ……ッ! んぐ、ぶぷぷっ、ふぐむぅうっ!」
苦みを伴って、肉塊が口の中へと入り込んでくる。
この感触、この熱さは、紛れもなくペニスそのものだ。
「おお……こちらもいい具合に解れてますなぁ。なるほど、吸引力は抜群ということですかねぇ」
「んっ、ん゛ん゛ん゛っ、ひぐっ、むぢゅるぅっ!」
口腔を、喉の奥を犯される感触。
それが私を更に興奮させることは、言うまでもない。
「ぐじゅ、じゅぷぷぷ……ッ、ん、ん、んんんぅっ、ぅぷぁ、あふ、ど、どうぞ、遠慮なさらずに……んぶ、ぐぷぷぷッ、んっ、んぐぅうぅ!」
「ひひ……勿論ですよ。存分に使わせてもらいますよ、牝便器の唇をねぇ」
「ぶぷぷッ!? んぐ、ふゅぅうううッ! ぐぷっ、ぶぢゅっづぢゅるむぅ、んんん゛ぅううう~~~!」
窄めた唇に竿が擦れる。
浮き上がった血管が、舌の表面を舐ってくる。
カリ首が歯ぐきを行き来するたびに、粘っこく渋い垢の感触までもが乗ってくる。
「ぉぶ……ッ、ぐむふっ、ぶぷぷぷッ! じゅるるっ、ずぷっずぷっじゅくっぢゅくりゅりゅぅうっ!」
彼の性器が、汚れていた証。
湯浴みで身を清めてなどいない、人間のくせに獣じみた臭いがする男根。
けれど、そんな肉棒を相手にしているからこそ、膣奥が燃え上がり、舌先が亀頭を這いずり回っていく。
「ずぷ、じゅぷ、じゅるじゅるぢゅるるるぅッ、ぐふっ、ふふぁふ……ぁ、あは、おちんぽ、おちんぽ、すごくおいひいれふ……」
「硬さは普通れふけど……大きくて、ずんぐりしてて、すごく濃いザーメン吐いてくれそうな、おちんぽしてまふ……っ」
- イレーナ肉地獄
「ターシャ……! お、お願いです、ここから出して下さい。後生です、何でもしますから……!」
「うふふふっ、だめですよ。これは、ドルム様のご命令なんですから」
「イレーナ様は、ここで母体としてしか生きられないんです。ターシャが作った生物工場の中で、魔物の赤ちゃんを産み続けるんですよ☆」
「ひ……ッ! や、やっ、やぁぁぁあああ!!」
いくら身をよじっても、どんなに手足に力を入れても、肉壁はびくともしない。
そんな私を楽しそうに見下ろしていた彼女が、私に非情な宣告をする。
「と、いうことでぇ。今日のノルマの時間で~す♪ さあ、みんな、やっちゃって~♪」
「だ、だめだめだめっ、やめて、やめてぇ……ッ、ぐぶッ、ふむぐぅぅぅうううッ!!」
まずはとばかりに、触手が口を割って入ってくる。
ドルムのペニスと同じか、それ以上に生臭いそれは、いつも通り間髪を入れずにどろりとした液体を喉奥に流し込んでくる。
「うぶ……ッ、んぐ、んぐ、ぐぅううう……! ぐぶぶっ、げほっ、ごっ、ごほぉッ!」
半透明の触手は、ぴっちりと口の端まで根を張っている。
私は、その液体をこぼすことすら許されない。
それが、彼女の呪術の結晶だと知っていても。
絶望的な威力を持つ媚薬であり、この身を化け物の母体に改造する悪魔の薬だと知っていても。
「あは、ほらほら、もう少しですよ。いい子ですから、全部飲みましょうねぇ♪」
「っぶ、ぶぷぷ……ッ、ふぐっ、ぐぅっ、んむぅぅぅ! ふーっ、ふーっ、ふぅぅぅううう~~~!」
媚薬としての効果は、ドルムの精液と同じだった。
じわりと腰の下に広がった疼きが、次第に秘芯を疼かせていく。
すぐに、自分の身体が自分で制御できなくなる。
膣口からは、だらだらと愛液が流れ落ちていった。