cha_irena.png





イレーナ(Irena)
cv.香澄りょう


夫であった国王マリウス三世がこの世を去って以来、まだ幼いコルネオ王子に代わって小国イストアレを治める王妃。緩やかな税制を敷き新たな農法の研究や公共の治水事業の推進などを行って王国の主要産業である農業に尽力する一方で、無料の小等教育機関を充実させるなどの教育改革も行い国民の知識と教養を高める政策を打ち出すなど、その他歴代の国王にも劣らない国家繁栄への努力の数々に民衆からは歴代一の名君と誉れが高い。だがその地理的な側面からか今まで侵略という侵略を受けてこなかったことと、争いごとを嫌うイレーナの生来の性格が災いし、豊かになった国を守るだけの軍事力の発展が叶わずに、結果として豊かになった国をそのまま亜人の国ドルバニスに襲撃され、支配されてしまう。

イストアレがドルバニスに占領される前は、30代半ばにして失われていない清楚さと、その清楚な外見の奥底から滲み出している何とも言えない女の色気に近隣諸国の王族や貴族からは引っ切り無しに誘いの声があがっていた。が、母として、そして国を治める立場として、イレーナは普段自らの女を堅く封じ込めており、度々持ち上がる縁談なども丁重に断っている。

前夫であるイストアレ国王は、イレーナと大分年が離れていた初老の王で、元々性に関して淡白だったこともあってか、コルネオが生まれてからというものイレーナとの夜の生活は皆無だった。またその内容も正常位一辺倒で、イレーナが満足する前に果ててしまうような有様だったのでイレーナはまだ性交での絶頂を知らない。そんな彼女の肉体を、ドルムは容赦なく責めたてて行く……自分好みの豚姫へと調教するために。

cha_Tasha_.png





ターシャ(Tasha)
cv.柚木サチ



ドルムの第3王妃。イストアレと同じく祖国バドキアがドルバニスの属国となり、3つ子の妹(アーシャ、ナーシャ、サーシャ)と共にドルムに嫁いだのは12歳の頃。ドルムの基準でまだ大人になっていないので処女を奪われておらず、その代わりに口腔奉仕や胸奉仕、尻穴姦などをたっぷりと教え込まれている。今では快楽の虜となり、生涯の伴侶としてドルムに身も心も捧げている。

彼女の祖国バドキアは賢者の住む国として有名で魔術や呪術などの文化が成熟していた。バドキア王家は代々魔力の強いものが生まれ、サーシャもその例に漏れていない。この世界で最大勢力を誇る宗教:クリスタ教圏では異端とされているような様々な古い術法を使うことが出来るため、ドルムの命令でイレーナの調教を手伝う。痛みを快楽に変えるなどの淫らな術を多数習得している。

cha_dorumu.png





ドルム(Dorumu)
cv.なし

殆どの国民が亜人で構成される国、ドルバニスの国王。この世に生を受けて50年が経つが、人間よりも長命なオーク族のなかではまだ若い部類に入る。普通のオークはなんとか人語を解することが出来る程度の知能の者も少なくないのだが、ドルムやその側近、ドルバニスで文明的な生活を営んでいる『亜人』は完璧に人語を解し操ることが出来る。加えてドワーフ、ゴブリン、オークなどで共通して使用する言語、ドルバニス語を成立させたことからも相当知能が高いことが伺える。また腕力がものを言うオークの世界で首領を決める方法は武名を立てて周囲から自然と祭り上げられるか、既に王の座についているものを決闘で殺すかの二通りを主とするが、ドルムは後者の方法でその地方のオーク族の王の地位を──亜人が混成する王国ドルバニスの国王となった。己の征服欲、権力欲、そして性欲を満たすために周辺の弱小国を征服して領土を拡大させる傍ら、支配下においた国の若く美しい人間の姫君を己の性奴隷として毎夜肉欲の限りを尽くしている。いかにもオーク然とした粗雑な物言いなどが目立つが、前述したとおり極めて狡猾であり、高い知性や教養も備えている。……が、オークらしい暴力的な一面も残しており、例えば彼の気に食わない真似をした者は、たとえ王妃であれ過酷な罰を受けることになる。姿の見えない第一王妃や第二王妃は、その“罰”の真っ最中である。

多種族を孕ませて繁殖する種族としての特性か、オークの精液には交配可能なメスを興奮させる成分が含まれており、ちょっとした媚薬としての効果も備えている。そしてドルムの精液の媚薬効果は他のオークと比べて格段に強力である。