しらさき あやの
白崎 綾乃
CV：御苑生メイ

《人気者の生徒会長は、幼馴染で秘密の恋人》
主人公である間宮巧──つまり貴方の幼馴染にして、正式に付き合い始めたばかりの恋人。
明るく元気で可愛らしい、真夏の太陽かはたまた大輪のヒマワリかと言った少女で、誰からも好かれている。人懐っこく義理人情に厚く、頼み込まれると嫌と言えない、パーフェクトお人好し女学生。そんな人柄ゆえか、私立凪ノ原学園の生徒会長を務めており、生徒や教師人からは莫大な支持と信頼を集めている。
所属は凪ノ原学園３年１組。

普段は明るく元気が有り余っている様子だが、性に関しては奥手で純情で少し臆病……なのだが、強い興味は持っている。付き合い始めた時に、お互いの立場を考えた上で交わした『キス以上のことをするのは卒業式に』という約束を律儀に巧が守っていることに『大切に思われているのだ』と嬉しく思うと同時に、少し物足りなさを覚えている。

……来年に控えた卒業式のことを考えるたびにオナニーをしてしまっている自分に恥じ入りつつ、それを止められないことに罪悪感、嫌悪感を抱いている。また、性欲を養分にしているかのようにどんどんと大きく実っていく乳房や尻に対しても、密かに羞恥している。

しらさき みゆ
白崎 美優
CV：ヒマリ

《大人しく控えめな、妹的存在》
綾乃の妹で、生徒会書記を務めている。学年は綾乃と巧の一つ下。２年１０組に所属。
綾乃が太陽なら月のような少女。地味で控えめな容姿と性格をしており、そんな自分にコンプレックスを抱いている。また、誰からも好かれている姉を誇りに思う半面、そんなまばゆく輝いている姉への劣等感にじくじくと苛まれている。

姉と同様に巧とは幼馴染で、巧に対しては恋心を抱いている。
巧と姉が互いに好き合っていることを充分に思い知りつつ、二人が正式には恋人関係になっていないと思い込んでいて、まだ自分にも少しだけ望みがあるのではないかと思っていたのだが……

じょうしま きょうへい
城嶋 恭平

《親の権力を傘に着る不良気取り》
綾乃や巧たちと同じく３年１組に所属している生徒。
髪を派手に染め、チャラチャラとした服装をしており、不良を気取っている。

父親は大手ゼネコンの社長を務めており、母親は県内及び近隣の県に展開しているプチ高級寄りのコンビニエンスストアの社長。両親は多額の寄付金を学園に提供する代わりに素行の悪い三男坊──恭平の面倒を見させている。そんな背景があるために殆どの生徒や教師は腫れ物に扱うような態度で接している。

……だが、そんな恭平に物怖じせずに突っかかる綾乃に歪んだ愛情を抱いており、同時にそんな綾乃のそばに当たり前のような顔をして立っている巧を憎んでいる。

仲間たちとテーブルゲーム愛好会という名ばかりの同好会を結成しており、学園の片隅で賭け麻雀や賭けポーカー、賭けダーツなどに興じている。

たぬま たかひろ
田沼 隆弘

《オタ沼と呼ばれからかわれている気弱な少年》
綾乃や巧たちと同じく３年１組に所属している生徒。
引っ込み思案でおどおどした態度が気に食わないと、しょっちゅう恭平に難癖を付けられたりしているが、それを見かけるたびに綾乃や巧に助けられている。綾乃のことは天使か女神かと思っているのだが、その隣にいる巧に対しては感謝しつつも、『自分のことを心の底で見下しているに違いない。人助けをしているように見せて、実際は自分より下の人間がいることを確認して優越感に浸っているに違いない』と、歪んだ被害妄想を滾らせている。

数人の仲間たちといつも漫画やアニメの話をしており、気の強い女子たちからは『オタ沼』と陰口を叩かれていたりする。放課後は仲間たちと結成したイラスト同好会の活動として、密かに18禁同人誌の製作などを行っている。

周囲には秘めているが両親は産婦人科医院を運営しており、家は裕福。
美男美女揃いの両親や年上の姉妹たちには溺愛されて育っている。

いかい げんいち
猪飼 玄一

《人畜無害な校務のおじさん》
私立凪ノ原学園で校務補助員を務めている中年男性。年齢は４８歳。
校内の清掃、施設や器具の点検や整備などを主業務としており、校舎の外れに建っている小さな離れに住み込みで働いている。学園長は実の弟で、数年前にリストラに遭って困っていたところを拾われ、学園に潜り込むことになった。

人あたりの良さそうな小太りの外見をしていて、生徒たちからは人畜無害の校務補助員のおじさんと思われているが……？

レオナルド

《明るく陽気なスポーツ特待生》
本名はレオナルド・サブロウ・イノウエ。愛称はレオ。
日系ブラジル人の父親と日本人の母親を持つハーフで、サッカー部に在籍しているスポーツ特待生。
所属は１年３組。親元を離れて入学しており、親戚の物件で独り暮らしをしている。

一年にしてレギュラー入りをしている実力と、人懐っこい外見から学年を問わず女子生徒からの人気が高い。本人も自らの容姿のウケについては理解していて、「パパやママとずっと離ればなれで、時々物凄く人恋しくなっちゃうんダ……」などと嘯いて女性に迫り──

くろかわ まさと
黒河 雅人

《爽やかな家庭教師》
とある出来事をきっかけに綾乃の家庭教師を務めることになる大学生。
浅黒い肌をした身体は細く見えて意外と逞しい。
テニスサークルに所属していて、身体を動かすのが大好きとは本人の弁。
チャラチャラしておらず、一見すると人当たりの良さそうな爽やかな好青年だが……？

スニーキー
Sneaky

《脅迫者の協力者》
自らをスニーキー（卑怯者）と名乗る謎の人物。
綾乃のことを狙っている男たちに、綾乃を脅迫する材料を提供する。
ボイスチェンジャーを使っているため、年齢も性別も判別することが出来ない。
おまけにあらかじめ録音したメッセージを電話口で流しており、一方的に用件を伝えるばかりで、コミュニケーションを取るつもりが一切無い。

まみや たくみ
間宮 巧

《真面目で礼儀正しい生徒会長の片腕にして恋人》
この物語の主人公──つまり貴方。
綾乃の幼馴染にして恋人。所属は綾乃と同じく３年１組で、生徒会での役職は風紀委員長。美男子というわけではないが、人柄の良さそうな顔をしている。争いが嫌いな穏やかな気性だが、悪いものは悪いと断ずることの出来る正義感の持ち主でもある。物心ついた時からサッカーに夢中だったのだが、二学年時の県大会の試合中に発生したアクシデントで故障してしまい、一足早く部活動を引退している。以降、突っ走りがちな綾乃の補佐をすることに専念している。

真面目で実直な青年で、綾乃と同じく生徒や教師陣からの信頼は厚い。
面倒見が良いので、特に男子生徒から慕われている。

綾乃とは生まれた病院が一緒で、家は隣同士で、学校もずっと同じ。
これからもずっと同じでいれたら良いなあ……と、思っている。