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※各サンプルのテキストは、サイトでの紹介用にゲーム本編とは成形を変更している箇所があります。

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「お、お義父さま……やめてください。まだ……陽が落ちてもいないじゃありませんか……! まだ、かがち様遊ばせは……」
戸惑うような愛実の声。
「こらこら、愛実さん。言っておいただろう? そのことを昼間、口にしてはいかんと」
親父の声だ。戸惑っている愛実を愉快そうに、例のあのにやついた笑いを浮かべて見ているのが目に浮かぶ。
「そ、そんな迷信――!」
「なんと罰当たりなことを言う嫁だ。何度も言うが、この村はその愛実さんの言う迷信で、実際に発展し栄えてきたのだぞ」
「そ、それが迷信と……」
「仮に愛実さんがどう思っていようと、この村でかがち様のことをそんな悪し様に言っていることが知れたら、只では済まんと言っているのだよ」
「…………っ」
自分のことだけでなく、場合によっては僕に類が及ぶことも考えたのだろう、愛実は言葉を飲むようにして黙った。
「それにな、愛実さん」
無作法な衣擦れが聞こえた直後――。
「きゃっ……! こ、こんな場所で……なにをされるんですっ……! そ、それを……しまってくださいっ……」
いっそうに困惑し、慌てたような愛実の声が聞こえた。親父が自分の帯を解き、何を見せ付ければ彼女がこんな反応をするのか、もはや考えるまでもない。
「これは、ただ義父のシモの世話を息子嫁に頼んでいるだけよ。昨夜の愛実さんの姿を思い返すと……チンポが腫れて腫れて堪らんわい」
「そ、そんなこと……わたしに仰られても……」
「いいや、愛実さん以外には言えんじゃろう? 愛実さんの痴態が原因などと、彩花はもとより……よもや隆彦になどはなぁ」
「……っ!」
「ともかくこのままでは朝飯もおちおち食えんわい。やはりここは、愛実さん本人に責任をとってもらわんとな」
「せ、責任って……」
「……それとも、約束を破るつもりかね?」
親父が明確に声のトーンを変えた。
「っ……!!」
「どうも愛実さんは自らの立場というものを今ひとつ理解しておられないようだ。無事に休みを終え……あいつとの幸せな生活に戻りたいのであらば、わしの言葉には逐一従ってもらわんと困る」
低く、脅しかける口調を続ける親父。愛実は縮こまって俯いてしまっているのか、吐息すら遠く感じられる。
「もっとも、今は朝食まで時間もない。それに朝から晩まででは愛実さんもつらかろう。なにも昨晩のように濃密なことをしてくれとは、わしも言っておらんのだ」
いくらか声のトーンを緩めて続ける親父。
「えっ……」
「そうさな……今はそのお口で、わしのチンポを処理してくれればいい」
「く、口で……!?」
「そうだ。愛実さんのその……ぷっくりといやらしいお口で、わしのこのチンポをちゅうちゅうとしてくれれば良い」
「で、でも……」
「こんな朝方から生おめこをさせられるよりは、楽なこととは思わんかね? わしもそこまで鬼ではないからのう」
こくっ、と……息を飲む音がカメラのマイク越しにもはっきりと聞こえた。
「わ、わかり……ました……」
蚊のなくような小さな声で、愛実がそう応えた。
「ぐふふ……。物分りのいい嫁は好きだよ、愛実さん。ただ……あんたが妙な気を起こさんように、保険はかけさせてもらおうか」
「えっ……? あっ……いやっ……!」
カメラを向けられた途端、親父の前で跪いた姿勢の愛実は、慌てて右手で自分の顔を隠すようにする。
「な、なぜこんな……カ、カメラなんて……。だ、だめっ! やめてくださいっ!」
「愛実さんが素直にわしの言うことに従ってくれれば、誰に見せるものでもない」
「で、でもっ……!」
「ほれ、早くせんと……彩花が飯の支度を終えて、呼びに来てしまうやもしれんぞ? ほれほれ……」

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sample2e.png「ん……む……ぅ」
ぐっすりと、仰向けに寝ている彩花さんに覆いかぶさる。
「んん……」
それでも少しも目を覚ます気配が見えないのは、よほど疲れているせいなのだろうか。
無理もないとは思う。この大きな家の家事を、基本は一人でこなした上に、あの親父の相手もさせられているのだから。
家事に関して言えば、権造が手助けする部分もあるだろうが、気疲れの方は慣れではどうにもならない部分ということなのだろう。
今の僕には都合のいいことなのだが。
(彩花さん……)
そのまま首筋にキスをする。
「あ……んぅっ……」
くすぐったそうに身じろぎするものの、やはり起きる気配はない。僕はそんな彩花さんの様子に、段々と大胆な行動に移していった。
「は……んぅっ……あっ……あぁっ……」
胸元に唇を触れ、強く吸う。それこそ、キスマークが残るくらいに。
そんなものを残さなくとも、親父はきっとこの僕の行動に遅かれ早かれ気付くに違いない。
だがこうして身体に残るような痕跡も、見せつけてやりたいと僕は思っていたのだ。
胸元から首筋まで、飽きることもなく何度もちゅうちゅうと吸いたてるようにしていく。その度に彩花さんはかすかな吐息を漏らした。
「あぁっ……。やっ……んぅっ……」
眠りながらも艶めいた声をあげ、僕の興奮を助長するような声を漏らしている。
そんな彼女の悩ましげな吐息に後押しされつつ、僕は好きなだけ彩花さんの白磁のような肌を堪能していった。
「彩花さん……」
声を出して彼女の名を呼んでみた。
当然といえば当然のことながら、彼女の肌だけで満足できるわけもない。
僕が次に狙いを定めたのは、ぽってりとした艶めかしい彼女の唇だ。
「は……ぁんっ……」
唇を軽く、ぺろりと舐めただけで、彩花さんはその濡れた唇を小さく開いて溜息を漏らす。
僕はその僅かな隙間を見逃さず、ぬるりと自分の舌をねじ込んだ。
「あ……んぷっ……んっ……ちゅっ……じゅるるるるるるっ……」
それだけで、彩花さんはまるで眠っていてもそうするのが自然なことであるかのように、僕の舌先に自分のそれを絡めるようにしてきた。
「は……ぅんっ……。あっ……んっ……じゅるっ……じゅるるるっ……」
口内を舐めるようにしてやると、更に熱っぽく、甘い溜息を重ねあわせた僕の口の中に吹き入れてくる。
よほどに親父に教え込まれているのか寝ているものとは思えないほど、自然でためらいのない反応だった。
(くっ……)
親父に対する、激しい嫉妬の炎が燃え上がる。ここまで覚えこませるのに、果たして何度、彼女の口をねぶり、汚し、犯し続けてきたのか。
しかし、今は僕が彩花さんを蹂躙する番だ。あの親父を嫉妬の炎で焼き焦がしてやるのは、他でもないこの僕なのだ。
「あ、彩花さんっ……!」
更に興奮を高めた僕は、息を荒くしながら、更に激しく彼女の口を求めていく。
「んむぅぅっ! んっ……んふぅっ……んぅっ……んんんんんっ……!」
ねじ入れた舌先を、くちゃくちゃと音高くかき混ぜるように動かしていった。
「んぅ……じゅるるるるっ……! じゅっ……じゅぷっ……ちゅっ!」
彩花さんはやはりそうするのが本能のことかと思わんばかりの自然さで、あふれそうな僕の唾液を吸いたて、喉に落しこんでいく。そしてその間も、僕と舌を絡みつかせるのを止めたりしない。
さっきまでは永劫にしゃぶりついていても飽きないとすら思えた彩花さんの唇だったが、やはり僕はそれだけで満足できなくなってきていた。

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sample3a.pngsample3b.pngsample3c.pngsample3e.pngsample3f.png──程なくして、権造の言うあんまは始まった。
「んっ……ふっ……ん……」
「そのまま楽にしていてください。大分節々が張っておいでだ」
「は、はい……分かり……ました……」
布団の上では愛実がうつぶせになり、普通に気持ちよさそうな声をあげている。
権造は無骨な手を器用に使い、まずは愛実の肩や背中を揉んでいた。
今のところ、何を危ぶむこともない、ただのマッサージであることに安心したのか、愛実の緊張は程よく消えてきているようだった。
もちろん、このままで済むはずがないのだが……権造は愛実を安心させるだけでなく、もしや覗き見ている僕をも焦らそうとでも考えているのだろうか、かなり時間をかけ、丹念に彼女のコリを解してやっていた。
(ご、権造め……っ)
彼の真意はどうあれ、僕は僕で実際のところ、完全に焦らされていたのだから、まんまと……というところか。
やがて……。
「……腰も、随分とこっておりますね」
「……んっ……そ、そう……ですか……」
権造の手が下半身に滑り降りてきたせいで、一瞬ビクリと身体をこわばらせる愛実。
そんな愛実を安心させるように権造は言う。
「ご安心を。旦那様のお申し付け通り、あくまでマッサージしか致しませんので」
「そ、そう……ですか。……んっ……く……」
愛実はそれでも警戒心を緩めずに、そう返した。
「それにしても、愛実様は良いお尻をしていらっしゃる。これなら隆彦坊ちゃんのお子を何人でも産めるでしょうね」
「ふっ……くっ……うっ……んっ……」
腰を、そして尻をグニグニと揉み解しながら言う権造。愛実は一瞬何か言いかけながらもおとなしく黙り、権造のなすがままにされている。
(愛実……?)
僕はそこでようやく気付いた。愛実の吐息が……妙になまめかしくなっていることに。
「はぁっ……。あっ……あぅ……」
鑑みれば……さっき緊張し警戒しているように聞こえたものも、その実、いま彼女が漏らしているような艶めいた声ではなかったか?
「……少し変わった部位を揉み解しますが、大人しくしていて下さいまし」
権造はまるで、僕の思惑を壁越しに察したかのように、新たな動きに出る。
「きゃっ……そ、そこはっ……そこっ……はっ……」
権造の指先が、腰やお尻のあたりから更にくだり……彼女の太腿の付け根あたりに滑っていく。
「な、何を……」
言葉通り、秘部に触れたわけではない。なかったが……ほど近い場所だ。
愛実は今度は明らかに警戒し……やや頬を赤らめて、声をあげていた。
「太ももの付け根を揉み解すと、リンパの通りが良くなります。じっくり按摩しましょう」
「そ……う、なんです……か……? んっ……あっ……んっ……」
そういわれては、一度受け入れてしまった以上は拒むこともできない。なによりも、秘密の場所に近いとは言え、別の場所なのだ。拒む大義名分を挙げられない。
「では……」
愛実の抵抗がないと見るや、権造の節くれだった指が、愛実の白襦袢をはだけたかと思うと……。
「んぅっ! あっ……はぁっ……!」
そのまま、愛実の太ももの付け根をぐいぐいと──それでいて、秘部には触れないように指圧し、揉みしだき始めていった。
「あっ……あぁっ……。んんんっ……んぅ……」
そこは確かに、部位としては確実に太ももの付け根の範疇であり、恥肉を直接愛撫されているわけではない。
やはり愛実は何も言えないまま権造の指を受け入れるしかないのだ。
「う……うぅっ……んぅっ……んっ……あ、ぁ……」
もちろん、平時であれば……逆に言うと触れてないとは言え、ほど近いのだ。拒むこともできたろう。
「あぁ……。は……ううぅぅぅ……」
しかし今は遅すぎた。既にそこまでのマッサージを受け入れてしまった以上は、後戻りもできない。
「は……ああぁぁぁぁぁぁ」
初めこそ、恥ずかしそうな表情をしていた愛実だが、権造の手際によるものか、見る間に気持ちよさそうな顔を浮かべてしまっていた。
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ」
──と、熱い吐息と甘い声を漏らすだけの声に。
愛実自身が――それがマッサージ的なものにせよ、間接的な性感にせよ――気持ちよいと思ってしまっているのだから、尚のこと拒むことは難しい。
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……これ、なんか……っ、なんか……っ」
そうして、完全に後戻りのできないところに至ってから、愛実はようやく何かに気付いたような表情を浮かべた。
その困惑の顔が物語っている。これは……いくらなんでも気持ち良過ぎると。マッサージ的な、コリが解れる快感ではない。性感に等しい、淫らな意味での気持ちよさなのだと。
「あっ……や……っ。これ……だめぇ……」
直接愛撫されているわけでもないのに、女としての快感を得てしまっている。そのことへの戸惑いと、ここまで昂ぶらされてしまっては、無理に止めることも叶わないだろうことへの悲壮。それらがない交ぜになって、愛実は火照った顔で困惑の声を上げている。

続き

さもあらん――と、僕は壁の裏側で納得している。
権造がいま、愛実にほどこしているのは、性感マッサージなのだ。
通常の按摩……マッサージと巧妙に混ぜ合わせた、女性の性感を高めるツボの刺激や、直接触れずとも女陰など、性感帯を刺激してみせる技術。
こんな真似は僕はもとより親父にだってできない。権造だけが成せる技なのだ。
「あっ……やっ……! こ、これ……へん……変、です……」
「どっこも変ではございませんよぅ。按摩です。愛実様のコリを解す、按摩でございますゆえ」
「あああぁぁぁぁ……」
初めはぴったりととじていた愛実の足が、刺激されている太腿が、もどかしそうにシーツの上でじりじりと揺れ、ゆっくりゆっくりと開いていくのが見えた。
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……あああ……」
こうなっては哀れな獲物に等しい愛実には、どうしようも出来ない。ただ俎板の鯉のごとく、哀切な声を漏らすだけしかないのだ。
浅く上下する尻。その足が、残酷な子供に苛め殺される蛙のように、ぱかりと……大きく開かされてしまう。
「い……やぁ……」
途切れそうに、それでも羞恥の声を漏らす愛実。無理もない。
下着には、既に言い訳のできないほど、濡れた濃い染みがはっきりと浮かんで、その内側の肉溝をくっきりと、色もわかるが程に浮かび上がらせている。
「……愛実様」
そんな愛実の姿に、権造はもはや自らの欲情を隠さない。隠す必要などもない。
明らかに股間を膨らませながら、愛実に勿体をつけるように切り出す。
「……お召し物の……下着の下を直接マッサージすると、もっと美容と健康に良いマッサージが出来ますがね、いかがしますかい?」
「…………」
そんなものは、嘘だ。
いかに性感マッサージで脳をとろとろにされた愛実でも流石にそれは気付く。
しかし、気付いてはいるが――。
「……いかが、いたしやしょう」
「あっ……」
噛んで含めるような、いやらしい言い方でもう一度伺いをたて、権造はマッサージの手をとめてしまった。
困惑の声――いや、明白なもの惜しげな声を濡れた唇から漏らす愛実。
「そ、それは……」
愛実はその表情のまま、瞳を泳がせつつ、答えを探しているようだったが、その実、答えは最初からひとつしか用意などされていなかったのだ。僕と権造が結託して彼女をこんな状況に追い込んだその段階では。
「愛実さま」
愛実の葛藤を完全に見透かして、権造は彼女の耳元に囁きかけるようにして、言った。
「ただの……ただのね、マッサージでございますよ……」
「う、うぅっ……」
耳朶を無粋な吐息にくすぐられ、愛実はぴくん、と小さく震えたように見えた。
そして――。
「隆彦さん……ごめん……なさい……」
続けて……隠し部屋の僕がぎりぎりで聞き取れる程度の声で、そう呟いて目を伏せた。
「……マッサージ……お、お願いします……」
伏せたままの目で、権造にそう言ったのだ。
「……かしこまりました」
権造は、隠し部屋の僕のほうへ、ちらりと視線をやってから……。
「あ……ぅっ……」
権造の節くれだった指が、愛実の下着を器用に抜き取る。再び彼女の口から、切なげな……それでいて待ちかねたような期待にすら満ちた声が漏れる。
「ひ……ぅっ!」
権造はそんな愛実の羞恥をあえて無視するかのように、無遠慮なまでに、そのまま右手を膣穴に、左手をクリトリスへと運んでいく。
「ひっ……ひうぅぅぅぅ……」
流石にそうまで遠慮なしにされては、愛実も声をあげる。
「ひっ! ひ……ぁぁぁぁっ!?」
次の刹那には、権造はもう、それぞれの愛撫を開始していた。
ちゅぐっ、ちゅぐっと粘ついた音が隠し部屋にまではっきりと聞こえてくる。
「ひあああぁぁっ!? やっ……いきなり、そんなっ……」
まだいくらか遠慮が……マッサージの態があるかと思っていたのだろう、愛実は困惑のこもった悲鳴をあげる。
「あはぁっ……あっ……や……ぁあぁぁぁぁっ!」
しかし、権造の性感マッサージの効果で、既に洪水状態だった膣肉を掻き混ぜられ、クリトリスをこね回されてしまえば、すぐさまにそれは快楽に満ちた甘い声へと変じてしまうしかないのだ。
「う……ああっ! あ……はああっ!」
声か悲鳴か喘ぎなのか判別のつかないような声を哀れに漏らす。
「はぁっ……! やっ……だめぇ……こんな……こんなぁぁぁぁ……」
その可愛らしいお尻が、権造の指の動きに合わせてくいくいと上下に振られ、左右にもじつく。愛実は完全に権造の操り人形と化しているようだった。
「はぅっ! あっ……やああぁぁぁぁんっ……」
異常なほどに溢れ出た愛液は、シーツをしとどと濡らし、染みを広げていった。
やがて愛実がびくっ、と……やや大きな反応をみせる。
「だっ……だめだめだめだめだめ……ぇっ、だっ……ああっ、ンあああああっ、あっ、ああああ~~~~ッ!」
壊れた玩具のように、激しく声を漏らし……次いで、お尻がきゅっと持ち上がったように見えたかと思えば……。
「いひいいいいいいいぃぃぃっ!?」
困惑した叫びと同時に、彼女の股間から、ぴゅっ、と透明な飛沫が噴き出した。
「あっ……ああぁっ……あはぁぁぁぁっ……」
がくがくと腰全体を震わせる愛実。飛沫は次々と、連続してあふれ出して権造の指や身体を汚し、シーツにお漏らしのような染みを作る。
「あっ……あはぁっ……ああぁぁぁぁぁ」
(愛実……)
愛実が潮を噴き上げることなど、僕の愛撫や交わりの中では、一度もなかったことだ。
「こりゃあこりゃあ……よほどに良かったようですね、愛実さま」
権造の言葉には、どこか勝ち誇ったような響きが感じられはしなかったろうか。
僕は隠し部屋で権造に激しい怒りと嫉妬を感じている。
(ご、権造め……権造のくせにっ……使用人の……くせに……っ!)
そして同時に、これまでにないほどに怒張した、自分のモノを、握り締めてしまっていたのだ。
「あっ……あはぁっ……ああぅ……」
どうにか、絶頂の余韻を堪え……どうしていいのかわからないといった表情のまま、権造を見つめる愛実。
「あぁっ……ま、まだっ……。あっ、あ゛あ……ッ、はぁぅっ、あ゛ああ……っ」
繰り返し、寄せて返す波のような深い快感に、濁点交じりの声でアクメの余韻に浸る愛実。
雫まみれの陰毛がそよぐそのそばで、膣肉が物欲しそうにひくついているのがはっきりとわかる。
そんな光景を満足げに見つめながら、再び権造が口を開く。
「それでは仕上げに、愛実様のおめこの奥を按摩して差し上げましょう」
「えっ……」
愛実が何かを……悲鳴を漏らすことよりも早く、黒光りする怒張を彼女の膣口にぴったりとあてがう権造。
「ひぅっ!? ま、待っ――!」
アクメに蕩かされた脳が、急速に現実へと引き戻されたが、既に遅かった。