幸枝さんが一瞬、呆然とした表情を浮かべるが、
すぐにほんの少しおろおろと、だがわずかに声を上擦らせて呻く。
「ああああ……っ、そんな恥ずかしいことぉ……っ」
うっすらと上気した頬は、口淫の興奮を残している。
恥ずかしい事を強要されて、せざるを得ないところに追い込まれている…
従うしかないのだ。隷属するしかない。
そんな一種異常な状況に、若妻の心と体はいやおうなく侵食され、
おろつく態度の中に、興奮が見え隠れしている。
意を決したように、俺に言う。
「出来ないって? たった今窓の前でジュッポジュッポ、フェラ顔さらしたばっかじゃん」
「ああああ……っ」
けらけら笑う俺の言葉に、悩ましい声を漏らす。
背徳的な興奮に身をゆだねつつも、本気で羞じらっている。
そんな矛盾する感情を抱えながら、幸枝さんが俺を見あげる。
「……本当に、本当に……言う通りにしたら、シてくれるんですね……?」
清楚な若妻が、開花しはじめた「女」をその濡れた瞳に浮かばせながら、たずねる。
「そうだなー」
焦らすように考えて、それからにやにやとした笑いを浮かべる。
「言う通りにしたら、チンポ突っ込んでくれるんですね? って聞いてよ」
「………っ」
幸枝さんがぐっと言葉に詰まったのは一瞬のことだった。
「い、言う通りにしたら……」
若妻が口淫と露出強要の興奮に体をもじつかせながら
上擦った声をあげる。
「チっ、チンポ……っ、突っ込んでくれるんですね……?」
「もっちろん。ダメって言われても突っ込むよ。突っ込みまくるよ♥」
「は、ぁ………っ」
幸枝さんが悩ましい表情を浮かべる。
しどけなくほつれた前髪を額に張り付かせた若妻の視線が
落ち着かなさげに左右に揺れる。
唇から漏れる艶めいた吐息は、情欲に湿っているだけでなく、
胃の中に流れ込んだ義弟の精液の臭気を漂わせているはずだ。
沈黙は、時間にしたらほんの数秒――
「――――」
幸枝さんは、わずかな逡巡を立ちあがる仕草と共に脱ぎ捨て、
窓の方に向けて、命じられた通りの格好をする。
「は、はあっ………あぁ………あぁ………っ………」
幸枝さんがハメ殺しの大窓に向かって、豊満な尻肉を突き出す。
きめ細かい肌が火照り、既に全身が汗ばんでいる。
がに股に開いた股のあいだから顔を出し、
窓の外の誰かに向かって媚びを売るような笑みをぎこちなく浮かべる。
「あ………はっはぁ………っ………わたし、あぁ………すごい格好して……あぁ……」
ハメ殺しの窓の外に向かって、ケツを左右にゆっくりと降り始める。
そんなことをしながら、窓の外でこの光景を見ているかもしれない誰かを
挑発するように、左右にゆっくりと丸い尻を振はじめる。
「ふ、あっ………あぁっ………は、はっぁ………はっあぁっ………あっぁあ………っ」
羞恥と興奮ですっかり火照った肌に、真昼の直射日光を浴びて、
幸枝さんが、大粒の汗の玉を浮かせる。
「いいよ、いいよ、幸枝さん♪」
俺はそんな幸枝さんの横に立ち、怒張をふてぶてしく反り返らせながら、
幸枝さんのケツフリおねだりを携帯で動画撮影している。
「あ、ああ………またこんな姿を………撮って………♥」
「そりゃ撮るでしょ。こんなエロイのAVだって滅多にお目にかかれないし。
ほら、幸枝さん、鏡に映ってる自分の顔とマンコ見てみなよ、どうなってる?」
「う、あ………あぁ………っ………うっすらとわたしの………姿………映ってます………あぁ………なんてはしたないの………いやらしい………」
「もっと具体的に言ってくれなきゃ、なんでそんな格好して尻振ってるかわかってる? 俺を興奮させるのが目的だって、もう忘れちゃった?」
「お、おぼえてます………あぁ………わたし………はぁはぁ……こんな男の人を……誘うような格好で……あそこを剥き出しにして……」
「アソコじゃないだろ? オマンコだよオマンコ、ほら、言って」
「オ、オマンコぉ……オマンコを……はぁ……む、剥き出しにしています……ああ、あんなに赤く充血して……えっちなおつゆ……垂れて…い、いやらしいの……っ……」
膣肉がはしたないヨダレを垂らしているのを自分の目で確認して
強烈な羞恥と興奮を覚えながら、
俺の命じるがままに窓の外のに膣肉を見せ付ける幸枝さん。
「恥ずかしい?」
「はぁはぁ……す、すごく恥ずかしい…ですっ……だって、ああ……誰か……見てるかもしれないのに……はっはぁっ……あぁっ……」
「でも、俺に命令されてこんな格好しちゃうわけだ」
「あ、ああぁ……だって、だってえ……っ……」
幸枝さんがぎこちない媚びた笑みをなんとか浮かべようと四苦八苦しながら、
俺に向かって震え声で、哀訴する。
「も、もういいでしょ……? お、おねがい……もう……わたし恥ずかしくて……死にそう……です……っ」
「はあ? なに言ってるの? その程度で何とかなると思ってんの?」
もちろん『この程度』で俺のチンポはとっくに何とかなっている。
この極上の人妻の肉壺に挿れたくて、挿れたくてたまらない。
でもまだまだだ。
散々嬲って、恥ずかしい思いをさせて、幸枝さんの秘めた性癖を
目覚めさせつつ、俺も限界まで我慢して突っ込むのだ。
「ああ……じゃあどうしたら……いいのお……っ……?」
お尻を左右にゆさゆさと揺らしながら、
幸枝さんが必死に問いかける。
「そうだな……うーん……」
そんな幸枝さんの必死さにちょっと笑いそうになりながら、
はち切れそうな怒張の衝動をぐっと堪えつつ、
悠々とした素振りで要求する。
「じゃあ、こうしてよ」
ぼそぼそっと幸枝さんにして欲しいことを告げると、
幸枝さんが息を飲む。
「そ、そんな……そんなこと……わたし、しなくちゃいけないんですか……」
下品な格好のまま幸枝さんが声を震わせる。
しかし、震える声色には悲愴さよりも、倒錯の喜びが滲んでいる。
心臓が飛び出しそうなスリルと、本気の羞恥を同時に感じ、
息を荒げている。
幸枝さんの中で全ての感情が熱となって、全身を駆け巡る。
「別の俺はこのままやめてもいいけど? あ、それとも、このまま一人でずっとこのままの格好でいる? そしたら、あっちのビルから見つけてくれた誰かが来てくれるかもよ?」
「そんなのだめっ……だめですっ……! わ、わかりました…やります、やりますから、あああ……♥」
「オマンコしたい、浮気オマンコしたいのぉっ♥」
俺に命じられた通りに、
尻に回した両手で熟した膣肉を左右にくぱくぱと開きながら、
幸枝さんがねっちりと腰をくねらせる。
「はっはぁっ……わたし、わっ、わたしっ……はあっ……す、すごいことしてるっ……ああ、あんな良いお天気の窓に……わたしのオマンコぱっくり開いて……っ」
「はっはぁっ……向こうのビルに丸見えにしてっ……♥ カメラで…はぁっ……ばっちり撮られてっ……は、はぁっ……はあっ……」
清潔そうな容貌に似合わない濃い目の陰毛の下で、
むっちりとした肉厚の大陰唇を指で左右に押し開て、
幸枝さんがくねくねと身をよじる。
何度も牡の欲望を受け入れ、絶頂の喜びを覚え込んだ膣肉は、
今まさに熟しきった姿を露わにし、淫靡に濡れ光っている。
左右にくぱあと割り開かれた「女」の果実の淫靡さと対照的に、
慎ましい尻の窄まりが羞恥にひくひくと収縮する。
豊満な尻肉のすぐ下にのびるむっちりとした肉感的な太股が、
自分のしでかしている事の大きさを感じ入り、
羞恥にまみれ震えている。
「はぁ……はっはぁっ……っ……」
挿入のために媚びを演じているようなぎこちない笑みが、
次第に本物の媚態を帯びた笑みに変わっていく。
…そんな若妻の淫猥な姿を、舐めるようなカメラワークで、
あますところなく動画に収めていく。
「ふ、あぁっ……つ、つぎ、はぁ……っ……」
倒錯の興奮にじっとりと汗を浮かばせた幸枝さんが、
俺に言われた第二の指令を実行しようと、
ぴくりと指を震わせる。
「ぴ、ぴーす♥」
両手でピースサインをしてくねくねと尻を振る。
白衣の天使時代の肉体労働で鍛えられた体は、
専業主婦になった今でも健在で、
柔軟さとバランス感覚を保っている。
両手から解放された膣肉は閉じきれずにほころんで、
興奮に充血した中身をハミ出させ、
細い糸のように愛液をベッドに落としていく。
あの清楚で可憐な幸枝さんが、こんなギャルめいたWピ-スサインをしている。
普段の姿と今の姿のギャップに、チンポがはち切れそうに興奮する。
「今、自分がどんなカッコウしてるかわかってる?」
「わ、わかってますぅ……はぁっはあっ……」
「いーやわかってないね、ほら見て見なよ」
動画撮影を一旦停止して、幸枝さんに今の姿を見せる。
「あっひぃい……っ……ああ……こ、こんなに……はしたない……い、いやらしい……かっこう……♥ わたし、させられてえ……♥」
「させられたんじゃなくて、自分からしたんでしょ? だいたい、幸枝さんは俺のオマンコ友達なんだからNOは無しだって………言ったよな?」
「は、はいっ……! わたし、わたしっ……自分でしましたっ……じ、じぶんでっ……こんないやらしい格好になって……っ……こんなピースしてますうぅ……っ…」
幸枝さんが俺の不穏な口調を嗅ぎ取ったのか、一心不乱に首を振って、
必死に笑みを取り繕いながらピースサインをくりかえす。
「は、はいっ……ピ、ピースッ……ピースですっ……!」
「幸枝さん、そんなにオマンコして欲しいの?」
俺はそんな必死な幸枝さんに冷めた目をしながら淡々とたずねる。
もちろん冷めた目はポーズでしかない。
その証拠に俺の怒張は肉体の本音をダイレクトに反映し、
へそまで反りかえり、亀頭の先からカウパーを滴り落としている。
それは幸枝さんの目にも入っているのだろう。
さきほど放出した精液とカウパーと入り交じった牡の臭いに、
鼻をひくひくとうごめかしている。
尻踊りの動き合わせてボリュームたっぷりの極上巨乳が左右に揺れる中、
幸枝さんが俺の質問に答える。
「……はぁっ、はぁっ、はぁっ……して、して欲しい……のぉ……」
「義弟のポコチンで、浮気パコパコしまくりたいたの?」
「……し、したいの……涼人さんの、ポコチンでぇ……っ、浮気パコパコ、したぁ……ぃ」
羞恥と興奮で頭がバカになってしまったのか、
俺に言われるがままにオウム返しで幸枝さんが答える。
答える間も、汗を浮かべたムチムチの尻肉が、
ゆらゆらと、ふりふりと、艶かしく誘うように揺れる。
「うひひ。幸枝さんエロ過ぎんでしょ。あっという間に、チンポ破裂しそうになったわ」
「はぁっ……はぁっ……ああ、すごい……涼人さんの……お、お、おちんぽぉ……♥」
幸枝さんが改めて俺の股間を見て、ますます盛りのついた顔をする。
俺はそんな幸枝さんに、命令する。
「いいよ、そのピースやめても。代わりに、しっかりと手を下について……つまり、どういうことか、わかるよね?」
「あっぁあ……♥ わかりますっ……わ、わかりますうっ……はっはぁっ……はっは……あっぁあ……はっぁ……」
「じゃあ、次に何を言えばいいかもわかるよな?」
こくこく頷きながら、幸枝さんが下に手をつかずに、
自身の下腹部へと手をもっていく。
「お、お願いしますっ……わたしのっ……わたしのっ……浮気マンコにっ……はっはあっ……涼人さんのっ……ポコチン……い、入れてくださいっ……っ!」
ぱっくりと左右に開いた膣肉からとろとろと濃密な愛液を滴らせながら、
幸枝さんが懇願する。